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共同通信
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【ソウル共同】北朝鮮が南西部、開城にあった南北共同連絡事務所を2020年6月に爆破したことについて、韓国政府は14日、北朝鮮政府に447億ウォン(約49億円)の損害賠償を求めてソウル中央地裁に提訴した。
韓国統一省によると、韓国政府が北朝鮮を相手に損害賠償訴訟を起こすのは初めて。北朝鮮は訴訟に参加せず、韓国政府が勝訴するとみられるが、強制的に賠償を支払わせることは困難だ。
統一省は、爆破は「明白な不法行為だ」と主張。爆破された連絡事務所と、事務所に隣接する外装が崩落した建物が韓国政府の資産だとして、これらに対する損害額の賠償を求めた。