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共同通信
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北海道江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」(樋口英俊理事長)が運営するグループホームで、結婚や同棲を希望する知的障害者が不妊手術や処置を受けていた問題で、法人への監査の結果、強制した事実は確認できなかったが、入所者の意思決定への配慮が不十分だったとして、道が近く施設側に運営改善を文書指導する方針を固めたことが16日、道関係者への取材で分かった。
監査は障害者総合支援法に基づき、昨年12月から実施。道関係者によると、20人の入所者のうち、13人が不妊処置を受けていた。処置を入所の条件にはしていなかったと結論付けた。