東京円、一時141円50銭

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共同通信

 15日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=141円50銭を付けた。昨年11月以来、約7カ月ぶりの円安ドル高水準。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを続ける可能性を示したのに対し、大規模な金融緩和策を取る日銀との方向性の違いが意識され、円を売ってドルを買う動きが広がった。

 対ユーロでも急落し、一時1ユーロ=153円台を付けた。2008年9月以来、約15年ぶりの円安ユーロ高水準だった。

 午後5時現在は前日比1円30銭円安ドル高の1ドル=141円28~30銭。ユーロは1円93銭円安ユーロ高の1ユーロ=152円95~99銭。