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共同通信
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自民党のデジタルコンテンツ戦略小委員会は15日、生成人工知能(AI)と著作権の関係について日本新聞協会からヒアリングした。委員会事務局長の山田太郎参院議員は「著作権侵害などをどう考えるかは重要な問題。AIを進歩させるためにも、懸念を払拭する必要がある」と述べた。
日本新聞協会は5月に発表した意見書で、AIによる記事や写真などの無断・無秩序な利用で、報道機関の良質なコンテンツ提供が困難になり「国民の『知る権利』を阻害しかねない」とする懸念を表明。著作権法や個人情報保護法など法制度の見直しを急ぐよう政府に求めている。