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共同通信
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参院内閣委員会で可決され、成立の見込みとなったLGBT理解増進法案の修正案に対し、当事者や支援団体が15日、東京都のJR新宿駅前で抗議集会を開いた。参加者は、保守派に配慮して変更された法案の内容が「差別を生みかねない」などと声を上げた。
法案を巡っては「全ての国民が安心して生活できるよう留意する」との規定が追加され、性的少数者を危険視するかのような文言だと反発を呼んでいる。集会の参加者は「理解増進法は差別推進法だ」などと記したプラカードを掲げ「差別をやめろ」とシュプレヒコールを繰り返した。
参加した映画監督の東海林毅さんは「法案がひどい言葉になってしまった」と述べた。