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住宅街に大型シェルターを開設へ
NY市、移民4万2千人が保護下

ニューヨーク市のアダムズ市長は12日、市内で急増する移民に対応するため、マンハッタン区アッパーウエストサイド(UWS)の2カ所に、住居と社会サービスを提供する大型緊急シェルターを新たに開設することを明らかにした。市に押し寄せた移民は、7万4千人を突破。4万2千人以上が、今も市の保護を受けている。
市当局により「人道的緊急対応・救援センター」と呼ばれる新たなシェルターは、800人以上の独身女性や成人家族に住居を提供するのに十分な部屋を備えている。昨年春に移民危機が始まって以来、市ホームレスサービス局や公立病院法人は、約170カ所の緊急シェルターや社会サービス拠点を開設してきた。
アダムズ氏は声明で「ニューヨーク市は、かつてないほどの人道的危機に直面している。4万7千人以上の亡命希望者が依然として市の保護下にあり、毎週数千人が市に到着し続けている。この国家的な問題に対応するために、国家的な減圧戦略が必要だ」と強調した。その上で、移民が労働許可を得るためのプロセスを加速させるとともに、推定40億ドルに上る費用の負担に向け、連邦政府からの追加支援と資金の提供を重ねて要求した。(12日、ニューヨークポスト)
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