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共同通信
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ウクライナ南部ヘルソン州の大半を実効支配するロシア側行政府トップのサリド氏は16日、州内のカホフカ水力発電所のダム決壊による洪水に絡んで、これまでに25人が死亡、17人が行方不明になっていると明らかにした。ロシア通信などが伝えた。
サリド氏は死因などには触れておらず、死者数には避難中に銃撃で死亡した人などが含まれている可能性がある。
ダム決壊で避難した人は約7800人で、1900人が現在も避難先にいるという。
サリド氏は、決壊によって高まった水位は平常に戻りつつあると説明。ウクライナ軍がドニエプル川を渡ってロシア側支配地域に攻め込もうとする試みは「すべて撃退した」と強調した。