料理長、食材の賞味期限を改ざん

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共同通信

 ホテルグランヴィア岡山(岡山市)は16日、宴会場の50代男性の和食料理長が食材の賞味期限を改ざんしていたと発表した。昨年2月1日~今年6月5日の間、賞味期限切れの料理を客に提供していた。健康被害の申し出は寄せられていない。

 記者会見した本井誠総支配人は、エビや魚のすり身を丸めた「海老しんじょう」について「和食料理長らが賞味期限のシールを書き換えていた」と説明。料理長が2019年に発注した2年分の食材を消費しきれず、副料理長らに改ざんを命じたという。

 本井総支配人は「お客さまに多大な迷惑をかけ、深くおわびする」と謝罪した。