みんなで楽しむ我がコミュニティの大イベント！第23回LI校運動会
ニューヨーク補習授業校
６月10日（土）、ニューヨーク補習授業校ＬＩ校の運動会がベイサイドのフィールド行われた。カナダの森林火災の影響や暑さが心配されたが、関係者の願いと幼児部作成の“てるてる坊主”の力で、青い空と白い雲、爽やかな風の中での開催となった。
今年の開催にあたっては、３年ぶりに行った昨年の運動会の反省を運動会委員を中心に念入りに話し合い、準備や片付け、競技種目等、時間をかけてよりよく改善してきた。また、ＮＹ日本人教育審議会から倉西美由紀事務局長、ＮＹ教育管理委員会から鈴木有香委員他、来賓者も多く、保護者、卒業生、教職員、スタッフと共に行うマスクのない盛大な運動会となった。
運動会は、川﨑校長が「今日は風になって走って、動いて、みんなで楽しみましょう！」と挨拶し、続いて運動会委員長の挨拶、選手宣誓が行われた。そして、開会式ラストの大太鼓の響きと全校児童生徒の手拍子で「がんばるぞ！オー！」と気合いを入れた。
幼児部年中から高等部２年生までの約180名の児童生徒は、徒競走、ダンス、持久走、玉入れ、障がい物競走、綱引きや各学年の種目に風に乗って全力でがんばっていた。特に中高等部が先頭になって行われた応援合戦、練習してきた応援のダンスは圧巻だった。各組応援歌「♪～あかぐみぜったいかちたいな～」、「♪～しろぐみマン むてきなきみはいけ～」はフィールドの空に響き渡っていた。どのレースでも最後までがんばる選手を全員で応援する姿勢が美しかった。運動会最後の種目初等部１年生から高等部２年生までつなぐ各チーム20名の紅白リレーは大きな声援と歓声のもと、赤白各２チームが走り抜き、各種目との合計得点で上回った赤組が勝利した。
ＬＩ校の運動会には、親子の競技、小さい子と中高生の競技、保護者と卒業生が参加する競技があり、人と人のつながりが深い「我がコミュニティの大運動会」を会場全体が楽しむことができた。また、中高生が後輩に先輩のがんばる姿を見せる素晴らしい場面であった。子どもたちが、お世話になった保護者、運動会委員、卒業生ボランティア、学校職員スタッフ、フィールドスタッフに大きな声で「ありがとうございました！」と立派な挨拶と礼をすると、会場からは大きな拍手が寄せられた。
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