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共同通信
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岸田文雄首相は19日、5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に合わせた各国首脳による原爆資料館視察を非公開とした理由について、書面で回答した。「各首脳にはありのままの心で被爆の実相と向き合ってもらうため、訪問の内容ややりとりを非公開とした」と説明した。
視察では「展示テーマに即した形で、重要な展示品を見ていただいた」とし、自ら展示内容を説明したと明らかにした。「静謐かつ厳粛な雰囲気の中、被爆の実相へ理解を深めてもらえる歴史的な機会にできた」とも強調した。
首相官邸は、13日の首相会見で質問できなかった社から質問を受け付け、19日にまとめて書面回答した。