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共同通信
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対話型人工知能(AI)「チャットGPT」などの生成AIを使った調査報道の在り方を議論する国際会議が18日、早稲田大で開かれた。タックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴露した「パナマ文書」報道に関わったエミリア・ディアズ―ストラック氏が講演し、AIの調査報道への活用方法として「データを分類する上で助けられた」と話した。
ディアズ―ストラック氏は国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)のデータ・リサーチ編集長として、パナマ文書を報道した。AIの導入で「『ジャーナリズムは終わるのか』と聞かれるが、新しいことが始まる。ただ報道の基本や倫理基準は変わらない」と指摘した。「