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共同通信
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北海道八雲町で18日に発生した5人死亡事故の現場となった国道5号について、町はホームページで「正面衝突での死亡事故多発の道」「居眠りや追い越しで毎年多くの人が亡くなっている」として注意喚起していた。
町はホームページに2019年2月1日更新として「国道5号線八雲町通過の心得」を掲載。「大型車と普通乗用車の正面衝突事故」「路外転落事故」など過去の事故を写真付きで紹介し「無理な追い越し運転」「高速度によるハンドル操作のミス」「脇見運転」などを原因として挙げた。
町を通る国道5号は太平洋と杉林に挟まれた「どこまでもまっすぐな道」で「自然とあくびも出てくる」「疲れていたらなおのこと」と説明。
制限速度を30~40キロ上回る高速度違反が多く、事故が起きた場合は「死亡・重傷事故直結型」「物損事故でも死亡事故に間一髪の状態」と警告。路面が凍結する晩秋から冬は危険が増すとした。
今回の現場はJR函館線八雲駅から東に約10キロ。片側1車線の緩やかなカーブで見通しは良く、路面は乾燥していた。