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共同通信
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青森県の高級サクランボ品種「ジュノハート」が20日、同県八戸市の市中央卸売市場で初競りにかけられ、上級ブランド「青森ハートビート」15粒入り1箱に50万円の最高値が付いた。同市の仲卸業者が競り落とすと場内に拍手が湧いた。
ハート形の大粒でジューシーな実が特徴。4年前の初出荷から順調に生産量を増やし、前年の3倍近い114箱が競売に並んだ。品質検査で秀でた青森ハートビートは10箱売られた。
JA八戸さくらんぼ専門部の留目秀樹部長は「昼夜の寒暖差が小さく色づきが心配だったが、間に合った。全国の人においしさが伝わればうれしい」とにこやかだった。