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共同通信
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【ワシントン共同】私邸への機密文書持ち出しで起訴されたトランプ前大統領を巡り、トランプ前政権高官たちの対応が割れている。エスパー前国防長官やバー前司法長官らは「国家を危険にさらした」と非難。一方、2024年大統領選の共和党候補指名争いに出馬しているペンス前副大統領とヘイリー元国連大使は岩盤支持層の反発を懸念して歯切れが悪い。
バー氏は18日の米テレビで、トランプ氏が当局の再三にわたる機密文書の引き渡し要求を拒んだと批判し、起訴状で示された証拠は「とても強力だ」と指摘した。
一方、ペンス氏は18日、起訴内容は「擁護できない」としつつ、トランプ氏にも弁護の権利があると強調した。