米男子ゴルフ団体統合に異論

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共同通信

 【ワシントン共同】米男子ゴルフのPGAツアーと超高額賞金ツアー「LIVゴルフ」の事業統合に、与党民主党から異論が噴出している。昨年スタートしたLIVが人権問題を抱えるサウジアラビアの政府系ファンドの支援を受けているためで、安全保障上の懸念や独占禁止法(反トラスト法)違反を訴えている。

 LIVは高額の契約金、賞金で大物を引き抜くなどしたことでPGAと対立。タイガー・ウッズ選手をはじめLIVに参加しない実力者も多かった。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは15日、司法省が調査を始めると報道。統合が実現するかどうかが判明するには1年以上かかるとのツアー関係者の見通しを伝えた。