れいわ・山本氏の懲罰見送り

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共同通信
れいわ新選組の山本太郎代表

 与野党は20日の参院議院運営委員会理事会で、会期末となる21日の本会議の議事について協議し、れいわ新選組の山本太郎代表に対する懲罰動議を扱わないと決めた。動議は審議未了となるため、山本氏への懲罰は見送られる。石井準一議運委員長(自民党)は記者団に「山本氏は反省している。私が確認した」と説明した。

 見送りの背景には、山本氏に国会で弁明の機会を与えれば、自らの主張をアピールしかねないとの与野党の懸念もあるとみられる。

 山本氏を巡っては、8日の参院法務委員会で、委員長席に向かって飛びかかり、周りにいた議員2人にけがをさせたとして、自民、立憲民主などの各党が懲罰動議を提出していた。