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共同通信
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マイナンバーを巡り20日、同姓同名の別人にマイナンバーカードを交付して使用された事案や、障害者手帳情報のひも付けミス、専用サイトでの不具合発生が新たに判明した。混乱は収束する様子が見えず、国民の不信感は高まっている。政府は対策を強化するため、デジタル庁、総務、厚生労働両省を中心とする省庁横断の本部を設置する方針だ。
総務省は20日、マイナカード普及策「マイナポイント第2弾」で、別人へのポイント付与が131自治体で172件あったと発表した。うち2件は自治体が住民に同姓同名の別人のカードを交付。受け取った住民も気付かず、カードを使ってポイントを申請していた。