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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ軍が反転攻勢を続ける中、バイデン米大統領は19日、ロシアのプーチン大統領が戦術核兵器を使用する可能性について「現実的だ」と述べた。ロイター通信が伝えた。プーチン氏が16日、隣国ベラルーシに戦術核の第1弾を搬入したと明かし、年内に配備を終える考えを示したことを念頭に置いた発言とみられる。
カリフォルニア州で支援者との会合で語った。
プーチン氏は、ロシア軍がウクライナで優勢だと見なし、核兵器使用の必要性は否定。ただ、ロシアの存立が脅かされた場合は「理論上可能だ」と述べていた。
バイデン氏は17日、ベラルーシへの戦術核配備は「完全に無責任だ」と非難していた。