Published by
共同通信
共同通信
【カムラン共同】海上自衛隊最大の護衛艦「いずも」が20日、南シナ海に面するベトナム中部の軍事要衝カムラン湾の国際港に寄港した。いずもは事実上の空母化を目指しており、F35Bステルス戦闘機を搭載する計画。南シナ海の実効支配を進める中国をけん制する意図がありそうだ。
艦内で記者会見した第1護衛隊群司令の西山高広海将補(指揮官)は「日本は『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け、国際法を順守し、海洋秩序の維持に貢献する」と強調。重要なパートナーのベトナムと安全保障関係を強固にしたいとの意向を示した。
20日、日本メディアやベトナム政府関係者向けに艦内を案内した。