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共同通信
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第211通常国会は21日、会期末を迎えた。衆参両院は午後の本会議でそれぞれ閉会中審査の手続きを行い、閉幕する。立憲民主党などの野党は、相次ぐマイナンバー問題の追及を閉会後も続ける構え。岸田首相は夕方、官邸で記者会見し、今国会での成果やマイナ問題への対応方針を説明する見通しだ。
立民の水岡参院議員会長は党会合で、マイナ問題に関し「立ち止まって点検してはどうかと提案しているが、政府は言うことを聞かない。追及に力を注ぎたい」と強調。公明党の山口代表も党会合で「原因を究明し、再発防止策を確立すべきだ」と述べた。立民はマイナ問題に関する首相出席の閉会中審査の開催を求める考えだ。