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NYPD、地下鉄駅などに警官増員
相次ぐ傷害事件受け、警戒を強化

ニューヨーク市内の地下鉄で先週末、傷害事件が相次いで発生したことを受け、市警(NYPD)は19日、地下鉄駅などに警察官を大量に投入することを明らかにした。一段と警戒を強化することで、逃走犯の行方を追うとともに再発防止に努める意向だ。
事件は、いずれも17~18 日に発生。17日早朝、ユニオンスクエア駅に入った4番線内で、一人が刃物のようなもので刺されて死亡。翌18日未明には、ブルックリン区内のJ線で、男が31歳の男性をナイフで刺した。同日夕方、レキシントンアベニューと東86丁目の角近くで女性二人が刃物で足を切られた。ほぼ同時刻には、チェンバース・センターストリート駅に停車していた4番線内で男が28歳の女性を刃物で切りつけた。
NYPDのマイケル・ケンパー交通局長によれば、レキシントンアベニューで犯行に及んだ逃走犯の逮捕に向け、全力を注いでいるという。今回の増員に関し、ケンパー氏は、過去1年間にわたって警察官を増員してきたとの認識を示した上で、今回のような傷害事件が発生したことを踏まえ、より多くの警官を配置したとの見解を強調した。
NYPDの対応に対し、市交通局幹部は、監視カメラが十分に機能を果たしているとの見方を指摘するとともに、NYPDは実行犯の逮捕につながるとの期待感を示した。(19日、amニューヨーク)
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