Published by
共同通信
共同通信
【シンガポール共同】河野太郎デジタル相は23日、訪問先のシンガポールでテオ情報通信相と会談し、行政のデジタル化に向けた協力強化で一致した。シンガポールはマイナンバーと似たデジタルID(身分証明)の導入と行政サービスへの活用で世界的に先行。トラブルが相次ぐマイナンバーの立て直しに知見を生かしたい考えだ。
シンガポールは国民や在留外国人向けに「シングパス」と呼ばれるデジタルIDの配布を2003年に開始。18年から携帯電話番号にひも付けたスマートフォン向けアプリも提供し、約800の政府機関の2700種に上る行政サービスをインターネットやアプリ経由で利用できる。