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共同通信
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【パリ共同】パリで開かれた国際開発資金に関する首脳級会合は23日、ハイレベル対話を行い、閉幕した。フランスのマクロン大統領によると、貧困や地球温暖化対策に充てる資金供給の拡大に向け、国際的な新税導入を探り、国際通貨基金(IMF)を中心とする国際金融機関の改革を図ることなどで一致した。
マクロン氏が開催を提唱した会合には、中国の李強首相やサウジアラビアのムハンマド皇太子ら約40カ国の首脳、イエレン米財務長官や林芳正外相ら約60カ国の閣僚・高官らが参加。開発銀行の融資や民間の資金調達を拡大する方策などを協議した。