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ニューヨーク市から、24時間営業の飲食店が姿を消している。かつてマンハッタン区にあった年中無休24時間営業の飲食店は、クラブやアフターアワー・スポットでの夜遊びを終えた人々が、早朝に出勤する人たちと合流する場所だった。ただ、人手不足や不動産価格の上昇、犯罪の急増で、影を潜めている。
チェルシーにある有名なオールナイト・ダイナー「カフェテリア」は、パンデミックの間に深夜営業を止めた。同店の共同創業者は「人々は、より早い時間に外出する傾向にあり、誰も夜遅くに地下鉄に乗りたがらない」と強調。「ほとんどのクラブは、ブルックリンに移転してしまい、ニューヨークにはかつてのような24時間営業の文化がなくなった。レストランだけではなく、ウォルグリーンも深夜営業を止めた。眠らない街は、かつてないほど眠くなっている」と変貌ぶりを嘆く。人気ウクライナ料理店「ヴェセルカ」も、パンデミックで深夜営業を止めた店の一つ。
イースト・ヒューストン・ストリートの「レメディ・ダイナー」があるロウアーイーストサイドや、「エンパナーダ・ママ」が店を構えるヘルズ・キッチンなどのエリアでは、今でもいくつかの24時間営業の飲食店が健在だ。(21日、ニューヨークポスト)
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