Published by
共同通信
共同通信
【キーウ共同】ウクライナ軍は24日、ロシア軍がウクライナ各地に対し、夜間に計51発の大規模なミサイル攻撃を行ったと表明した。このうち首都キーウ(キエフ)では同日、迎撃されたミサイルの破片が25階建ての集合住宅を直撃した。16~19階が損壊し、火災が発生。3人が死亡、11人が負傷した。クリチコ市長らが発表した。
ウクライナ軍によると、爆撃機18機が4方向から攻撃した。黒海からも巡航ミサイル2発が発射された。計41発を撃墜したが、Kh22ミサイル9発を含む10発は迎撃できなかったとした。ロシア軍が黒海でミサイル搭載艦を増強し、16発の一斉発射が可能になったとして警戒感を示した。