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共同通信
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ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が率いた武装反乱に対し、部隊が目指す進軍先とみられた首都モスクワでは評価が割れた。IT技術者ミハイルさん(34)は撤収を決めたプリゴジン氏の判断を「流血の事態を回避できて良かった。目的は不明だが、国のための行動だったと信じている」と受け止めた。ワグネルはウクライナ侵攻で能力を示したとし「今後もロシア軍を支援することを願う」と話した。
前日に対テロ作戦態勢が宣言され、街は閑散。美容師エレーナさん(32)は「驚きの行動だったが、国が良い方向に向かうという希望は持てなかった。元犯罪者だという評価は変わらない」と突き放した。(共同)