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共同通信
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静岡県伊東市の東海バスは27日、同県沼津市内を走行中の路線バスが乗降扉を開けたまま24分にわたり走行していたと明らかにした。扉が開いたまま出発しようとするとアクセルにロックがかかる仕組みだが、装置が故障していて作動しなかったという。けが人はいなかった。同社は「再発防止に向けて全力を挙げて取り組む」としている。
同社によると、18日午後4時半ごろ、扉が開いた状態で沼津市内を約9キロ走行。換気のため、営業所での停車中に扉を開けていたが、閉めずにそのまま出発した。
乗客が降車する際、運転手に指摘して発覚した。同社は静岡運輸支局に事案を報告した。