NY株6日続落、12ドル安

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共同通信

 【ニューヨーク共同】週明け26日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6営業日続落し、前週末比12.72ドル安の3万3714.71ドルで取引を終えた。6営業日続落は昨年9月以来、約9カ月ぶり。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続するとの観測が根強く、景気の先行き懸念から売り注文が優勢となった。

 物価高を背景にFRBのパウエル議長は年内にさらに2回利上げする可能性を示唆しており、景気後退への警戒感が強い。ロシアの民間軍事会社ワグネルによる武装反乱を受けた先行き不透明感も相場の重荷になった。