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共同通信
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三菱電機名古屋製作所でソフトウエア設計開発担当として働いていた男性(35)について、うつ病を発症したのは、長時間労働が原因として、名古屋北労働基準監督署が労災と認定していたことが28日、分かった。代理人の岩井羊一弁護士が明らかにした。
岩井弁護士によると、男性は2013年に入社。16年10月に社内で発生した事故の対応で業務量が大きく増え、時間外労働は1カ月間で約101時間に上り、前月の倍以上になった。同12月に病院を受診し、うつ病と診断され、休職した。
同労基署は21年、労災を認めない決定をした。男性側が労働者災害補償保険審査官に審査請求したところ、労災と認定された。