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共同通信
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小倉将信こども政策担当相は28日、共働きやひとり親家庭の小学生を預かる放課後児童クラブ(学童保育)の利用を希望したのに、定員超過などによりできなかった「待機児童」は、2023年5月1日時点の速報値で1万6825人だと公表した。前年同時点の確定値と比べ1645人増。施設の整備が追い付いていないことなどを理由としている。
東京都内の学童保育を視察後、記者団に明らかにした。
新型コロナウイルス感染症による行動制限があった時期より利用ニーズは回復傾向にある。
小倉氏は「待機児童の解消に向けた取り組みをさらに強化していく必要がある」と記者団に語った。