Published by
共同通信
共同通信
【パリ共同】国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)は29日、トランプ前政権時代に脱退した米国の再加入を協議する臨時総会を開いた。2日間の日程で、加盟193カ国・地域を集め、各国が意見を表明、採決を経て承認される見通し。
米国が再加入を決めた背景には、米国不在の中で中国が影響力を拡大させることへの懸念がある。フランスメディアによると、既に3分の2の加盟国・地域が賛成を表明。中国も反対せず棄権する意向を示しているという。承認されれば米国は7月にも再加入するとみられる。