Published by
共同通信
共同通信
鈴木俊一財務相と韓国の秋慶鎬・経済副首相兼企画財政相は29日、約7年ぶりとなる「日韓財務対話」を東京都内で開いた。関係悪化に伴い2015年2月に終了した通貨交換(スワップ)協定の再開で合意する方向だ。どちらかの国が金融危機に見舞われた場合、自国通貨と引き換えに相手国からドルを融通してもらうことができるようになり、日韓の経済関係は正常化に前進する。
日韓の財政、金融分野の課題を話し合う財務対話の開催は16年8月以来、8回目。両国は輸出規制を強化する措置の解除を互いに決めており、通貨交換協定の再開機運が高まっている。