高校生失明、巡査を在宅起訴

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共同通信

 沖縄県沖縄市で2022年1月、バイクの男子高校生=当時(17)=に警棒が接触し、右目を失明させるけがを負わせたとして、那覇地検は29日、業務上過失傷害罪で、県警の前田光介巡査(31)を在宅起訴した。県警は昨年11月、特別公務員暴行陵虐致傷容疑で書類送検していた。

 捜査関係者によると、目撃情報がなく、再現実験を行い、法医学など複数の専門家から意見を聴き「故意」の暴行として書類送検した。一方、客観的証拠が乏しく、故意の立証は困難で、法定刑の軽い業務上過失傷害に切り替えたとみられる。