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共同通信
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昨年5月に京都市の貴金属店で高級腕時計が奪われた事件を「ルフィ」と名乗り指示したとされ、強盗容疑で逮捕された今村磨人容疑者(39)が、フィリピンの入管施設に収容中に通信アプリ上で「刃牙」とも名乗り、日本国内の実行役に指示を出していた疑いがあることが1日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁は1日、今村容疑者を送検する。指示役が特定されるのを避けるため、相手によって複数の名前を使い分けたとみている。
捜査関係者によると、実行役などから押収したスマートフォンを解析。「刃牙」と名乗るアカウントが匿名性の高い通信アプリ「テレグラム」でレンタカーの手配を指図していた。