中国機、また中間線越え

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共同通信
中国の戦闘機「殲16」(台湾国防部提供・共同)

 【台北共同】台湾国防部(国防省)は30日、中国の軍用機延べ24機が同日午前8時(日本時間同9時)までに、台湾周辺海域で活動し、うち11機は台湾海峡の暗黙の「休戦ライン」である中間線を越え、台湾領海の外側にある接続水域近くまで飛行したと発表した。軍艦船5隻も活動した。

 24日にも中国軍の軍用機8機が中間線を越え、台湾領海の外側にある接続水域近くまで飛行するなど、軍事圧力を強化している。

 軍用機は戦闘機「殲16」「スホイ30」、爆撃機「轟6」など。報道官は「台湾軍は総合的な監視手法で中国軍の全ての動きを把握している」と強調した。