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共同通信
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【北京共同】北朝鮮は1日、南北経済共同事業で北朝鮮東部の金剛山観光地区を開発した韓国・現代グループの玄貞恩会長が訪朝の意向を示したと韓国メディアが報じたことに対し「南朝鮮(韓国)のいかなる人物の入国も許可できない」と表明した。外務省のキム・ソンイル局長の談話として朝鮮中央通信が伝えた。
韓国メディアによると、玄氏は事業に尽力した夫の鄭夢憲元会長の死去から20年になる8月に金剛山を訪れることを希望。これに向け、南北経済協力事業の窓口だった北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会と接触するとの申告を6月27日に韓国統一省に提出していた。