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共同通信
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7月7~9日に高松市で開かれる先進7カ国(G7)都市相会合で、持続可能な都市の実現に向けた各国の取り組み指針「香川・高松原則」を策定する見通しであることが30日、関係者への取材で分かった。温室効果ガス排出量の削減などに向け、地方政府への支援や民間投資の促進などを掲げる。
都市相会合は、脱炭素化や、デジタル技術の活用、多様な人々が共生できる環境整備などが主要テーマ。ロシアの侵攻が続くウクライナの復興に向けた議論の場も設ける方向だ。
都市の課題解決には、幅広い主体の協働が欠かせない。「原則」には各国の取り組みとして、地方政府への支援や、民間投資を呼び込むための環境整備を挙げる。