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共同通信
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厚生労働省は30日、全国約5千の定点医療機関から19~25日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者は計3万255人で、1医療機関当たりの平均は6.13人だったと発表した。前週比は1.09倍。新型コロナの法的な位置付けが5月8日に「5類」に移行してから6週連続で増加しており、流行第9波入りの懸念が強まった。
厚労省は「緩やかな増加傾向が継続している。夏に向けて一定の感染拡大がある可能性があり、沖縄の状況を注視していきたい」としている。
沖縄は1医療機関当たり最多の39.48人で患者数が急増。前週比1.37倍で、県が独自に発表している患者総数の推計値は1週間で1万人。