未解決4事件の懸賞金延長

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共同通信

 警察庁は1日、1995年7月に東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」で女子高校生ら3人が拳銃で射殺された強盗殺人事件など4事件で、解決につながる情報を提供した人に支払う公的懸賞金(捜査特別報奨金)の受付期間を1年間、延長することを決めた。上限額はそれぞれ300万円。ナンペイ事件は7月30日から。

 他の3件は、群馬県太田市のパチンコ店で96年7月、両親と来ていた当時4歳の横山ゆかりちゃんが行方不明になった事件(1日から)▽大阪府熊取町で2003年5月、当時小学4年の吉川友梨さんが下校中に行方不明になった事件(2日から)▽新潟市で09年11月、タクシーの男性運転手が刺殺され売上金などを奪われた強盗殺人事件(29日から)。

 ナンペイ事件とゆかりちゃんの事件は、それぞれ民間団体の私的懸賞金300万円もある。