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共同通信
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【ソウル共同】韓国国防省は30日、米軍のB52戦略爆撃機が朝鮮半島上空に展開し、韓国軍と合同訓練を実施したと発表した。核・ミサイル開発を進める北朝鮮をけん制する狙い。6月16日に米海軍の巡航ミサイル原子力潜水艦ミシガンが韓国南部釜山に入港したばかりで、米韓は北朝鮮への圧力を強めている。
米韓首脳は4月に発表した共同文書「ワシントン宣言」で、米国の戦略兵器の定期的な展開を強めると表明しており、これに基づいた措置。韓国国防省は、米戦略爆撃機が参加する合同訓練を継続して行うと表明した。米韓両軍の作戦遂行能力を向上させ、「力による平和」を実現するとしている。