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共同通信
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林芳正外相は7月中旬、インドネシアの首都ジャカルタを訪れ、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会合に出席する。ASEAN諸国と連携し、海洋進出や経済的圧力を強める中国をけん制する狙い。先進7カ国(G7)議長国として「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国との関係を深めたい考えだ。滞在中、中韓両国外相との個別会談があるかどうかも注目される。
林氏は13日、日ASEAN外相会議に臨み、安全保障や経済、海洋分野での協力を確認する見通しだ。経済安保を巡る協議の枠組みや、国軍が実権を掌握するミャンマー情勢でも意見を交わすとみられる。
今年は日ASEAN交流開始50周年に当たる。