米大統領選で州知事に圧力

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共同通信

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は1日、トランプ前大統領が2020年の大統領選を巡り、投票結果を覆そうと当時のアリゾナ州知事に電話で圧力をかけていたと報じた。この行為が、選挙妨害の疑いを調べる司法省の特別検察官による起訴の対象となるかは不明としている。

 アリゾナ州は共和党の地盤だったが、トランプ氏はバイデン大統領に僅差で敗北した。報道によるとトランプ氏は2020年11月30日、当時の州知事に電話で大統領選の投票に不正があったと主張し、不正の証拠を見つけるよう要求。副大統領だったペンス氏に対しても、州知事に圧力をかけるよう迫ったという。