防衛事務次官に増田政策局長

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共同通信

 政府は、鈴木敦夫防衛事務次官(61)を退任させ、後任に増田和夫防衛政策局長(59)を起用する方針を固めた。岡真臣防衛審議官(59)の後任には、芹沢清官房長(59)が就く。7月上旬にも閣議決定する。関係者が1日、明らかにした。

 官房長には中嶋浩一郎首相秘書官(56)、防衛政策局長には加野幸司国家安全保障局担当内閣審議官(57)を充てる方針だ。

 増田氏は、防衛政策全般の担当局長として、岸田文雄首相が重視した防衛力の抜本的強化に関与。昨年12月に閣議決定された国家安全保障戦略など安保関連3文書の策定を中心的に担った。