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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ南部ヘルソン州のカホフカ水力発電所ダムの決壊により、ドニエプル川の南側にロシア軍が築いた第1防衛線の要塞の多くが破壊され、水位が下がった後、ウクライナ軍が小規模な渡河作戦を繰り返し、ロシア軍も反撃を強めている。
英国防省は1日、昨年破壊されたアントノフ大橋付近の川の南岸にウクライナ軍が6月23日ごろから兵員を送り込んだと推定。ロシア軍との戦闘が27日から激化していると分析した。
同州のロシア側行政府トップ、サリド氏は7月1日、ロシア軍が奇襲作戦によって川の南側にいたウクライナ軍を一掃したと主張した。