包丁隠し持ち女性宅侵入か

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共同通信

 横浜市鶴見区のマンションで住人の大学1年冨永紗菜さん(18)を刺殺したとして、殺人容疑で逮捕された元交際相手の自称会社員伊藤龍稀容疑者(22)が事件当日、凶器の包丁を隠し持って冨永さん宅に侵入した疑いがあることが2日、捜査関係者への取材で分かった。「復縁を迫るために脅そうと思った」という趣旨の供述をしており、神奈川県警は、冨永さんに拒まれて怒りを募らせたとみている。

 捜査関係者によると、伊藤容疑者は6月29日朝、冨永さんのリュックサックから以前抜き取ったとみられる鍵で冨永さん宅に侵入し、家族に追い出された。包丁は隠し持っていたため、家族は気付かなかったという。