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共同通信
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ロシアのショイグ国防相は3日、民間軍事会社ワグネルの武装反乱が失敗した理由について「ロシア軍人が軍務への忠誠を示したからだ」と述べた。軍人がワグネルに加担しなかったことが大きいと示唆した。ショイグ氏が反乱に関して公に言及するのは初めてで、政治的に健在であることが改めて示された。
ショイグ氏はウクライナ侵攻に関する国民向けの戦況説明の中で反乱に言及した。
ショイグ氏は「(ワグネルによる)挑発は軍部隊の行動に影響を与えなかった」と強調し、軍人に謝意を示した。
ワグネル創設者プリゴジン氏は弾薬が十分に供給されなかったなどとしてショイグ氏を非難、ショイグ氏の解任を求めたとされる。