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共同通信
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岐阜市の陸上自衛隊射撃場で男性隊員3人が自動小銃で撃たれ死傷した事件で、菊松安親1等陸曹(52)=陸曹長に特別昇任=への殺人容疑で4日に再逮捕された自衛官候補生の男(18)が事件直後、菊松さんを狙った理由を「弾薬係から弾薬を奪おうと思ったが、体格が大きかったから」などと説明していたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。陸自の警務隊は弾薬を奪おうとした目的を調べている。
捜査関係者によると、菊松さんは頭部への被弾で倒れた後、背中も撃たれて死亡した。
事件は6月14日午前9時10分ごろ、岐阜市の陸自日野基本射撃場での射撃訓練中に起きた。