リニア工事巡り詐欺疑い

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共同通信

 リニア中央新幹線のトンネル工事を巡り、残土処理事業のための用地売買についてうその説明をし、浜松市の会社から3億円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は4日、詐欺容疑で会社役員大森創容疑者(40)=東京都豊島区西巣鴨=を逮捕した。容疑を認めているという。

 逮捕容疑は浜松市の会社に対し、土地売買の契約の事実がないのに、土地代金が3億円だとうそを言って融資を申し込み、2017年8月ごろ、自身が実質的に経営する会社名義の口座に3億円を振り込ませ、だまし取った疑い。