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共同通信
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ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による性加害問題に関連し、政府は4日、子どもや若者の性被害防止に向けた関係府省庁の合同会議を開き、学識経験者ら3人からヒアリングをした。被害者の医療的・心理的ケアや、男性の性被害の特徴などを聞き取り課題を共有した。
会議は非公開で、島根大副学長で医師の河野美江氏、大阪大大学院教授の野坂祐子氏、臨床心理士・公認心理師の宮崎浩一氏がオンラインでヒアリングに応じた。
合同会議の議長の小倉将信こども政策担当相は、性暴力被害を受けた当事者から直接話を聞く意向を示している。被害の早期発見や支援強化などに関する具体策を、7月半ばまでに取りまとめる方針。