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共同通信
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「チャットGPT」などの対話型人工知能(AI)について政府や経済界、教育界の首脳や識者が議論するシンポジウムが4日、東京大で開かれた。岸田文雄首相はAIの国際的ルール作りに向け、5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で合意した「広島AIプロセス」に触れ、「共通の立場や原則についてG7の中で年末までに議論を整理し、G7を超えた有志国とも共有しなければならない」と話した。
岸田首相はあいさつで「(重要なのは)日本のAI開発力の強化だ」と指摘し、「研究者やベンチャーに(AIに学習させる)データを提供する場を作り、技術力の向上や新たな産業創出につなげたい」と強調した。